「裏切り者のラブソング」裏切りと愛が交差する切ないBL

心をえぐるような 切ないBLまんが 『裏切り者のラブソング』について、あらすじと感想を書いていきます!

この作品、タイトルからして 裏切り×恋 という危険な香りがしますが、読んでみると 予想以上に心を抉られる展開 が待っていました…。

まさに 「痛いほど美しいBL」 という感じで、読後もずっと心に残る物語でした!

では、さっそく あらすじ から紹介していきます!

「裏切り者のラブソング」あらすじ

主人公の柊(ひいらぎ)は、バンド活動をしている大学生。音楽に情熱を注ぐ一方で、人との距離を上手く取れず、どこか冷めた目で世界を見ている。そんな彼が信頼していたのは、 幼なじみでありバンドのボーカル・蒼真(そうま) だけだった。

蒼真は柊とは正反対で、明るくて人懐っこく、まるで 太陽のような存在。彼の歌声には特別な力があって、バンドの中心としてみんなから愛されていた。

でも、柊は知っていた。
蒼真が誰よりも 「嘘つき」 であることを。

「ずっと一緒にやっていこうな」
「お前のギターがあれば、俺は歌える」

そう言っていた蒼真が、突然 バンドを抜けてソロデビュー することになり、柊の世界は音を立てて崩れていく。 唯一信じていた人に裏切られた柊の心は、怒りと絶望でいっぱいに なるが、蒼真の行動には 彼なりの理由 があった──。

そして、 壊れたはずの関係が、また交わるとき、二人は 本当の気持ちと向き合うことになる。裏切り、すれ違い、そして隠された「ラブソング」の意味とは…?

「裏切り者のラブソング」感想

痛いほど切なくて、だけど温かい物語
読んだあと、胸が ギュッと苦しくなる ような、でもどこか温かさも感じる 特別な作品 でした。
「裏切り」って聞くと ドロドロした展開を想像 するかもしれないけど、この作品は ただの裏切りではなく、痛みを伴った愛の物語 なんです。

1. 柊の視点がリアルで共感できる!

柊は最初から 「人を簡単に信じない」タイプ で、感情をあまり表に出さないキャラ。でも、蒼真だけは特別で、彼に対してだけは 信頼と執着を持っている。そんな柊が 蒼真に裏切られたときの絶望感 がめちゃくちゃリアルで、読んでいて胸が締め付けられました…。

「俺の音楽には、お前のギターが必要だ」
「柊がいるから、俺は歌える」

そう言っていた蒼真が、あっさり ソロデビューを決めてしまう。柊の 「俺はただの踏み台だったのか?」 という疑念と、「それでもまだ蒼真のことを好きでいる自分」が許せなくて 苦しむ姿 は、読んでいて涙が出そうになりました。

2. 蒼真のキャラがズルいくらい魅力的!

蒼真は 明るくて誰からも愛される天才肌 で、まさに「カリスマ」って感じ。でも、その 輝きの裏には秘密がある んです…。

最初は 「蒼真、最低すぎない!」 って思いました(笑)。
だって、柊にあんなに大切な言葉をかけておいて、突然バンドを抜けるなんて…。でも、物語が進むにつれて、 蒼真が「本当に裏切りたかったわけではない」ことが分かってきて、気持ちが揺さぶられました。

蒼真は 自分の夢と柊のこと、どちらも大事にしたかったけど、それができないと分かっていた んですよね。だからこそ、あえて傷つける形で柊を遠ざけようとした。そんな 不器用で矛盾した愛情 が見えてきたとき、もう涙腺崩壊でした…。

3. 音楽と恋愛の交差がエモすぎる!

『裏切り者のラブソング』ってタイトルの通り、この作品には 音楽が重要なテーマ になっています。柊と蒼真が一緒に奏でていた音楽が、二人の関係そのものであり、 「歌詞」や「メロディ」に込められた気持ちが、二人の想いを語る のがめちゃくちゃエモい…。

特に、クライマックスで 蒼真が柊のためだけに歌うシーン は、言葉では表しきれないほどの 切なさと愛が詰まっていて、ボロ泣きしました…。

おすすめポイントまとめ!

✔ 「裏切り」×「すれ違い」×「愛」が絡み合う切ないストーリー
✔ 感情の描写がリアルで、キャラの気持ちに感情移入しやすい!
✔ 音楽を通じて描かれる二人の関係がエモすぎる…!
✔ 切ないけど、最後は温かい気持ちになれる作品

この作品、ただの 「裏切りBL」 じゃなくて、 「愛しているからこそ、手放すしかなかった」 みたいな 苦しくて切ない恋の形 を描いているんですよね。

最後の展開には 涙なしでは読めない くらい感情を揺さぶられたし、読み終わったあともしばらく 「蒼真、柊…お前ら…(涙)」 って余韻に浸ってました。

「すれ違い系BL」や「痛いけど美しいBL」が好きな人には 絶対読んでほしい 作品!

心がギュッとなるほどの愛の物語 を体験したい人は、ぜひチェックしてみてください

 

 

 

 

 

 

 

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