話題のBLまんが 『蜜果』(みつか)について、感想を書いていきます!この作品、めちゃくちゃエモくて、読んだ後もしばらく余韻が抜けないんです…。切なさと背徳感、そして甘美な愛が詰まったこの物語、一緒に見ていきましょう!
『蜜果』あらすじ
主人公の 透真(とうま) は、優等生でありながらどこか影のある高校生。
彼はある日、学校の近くにある古びた洋館のような屋敷で 柚月(ゆづき) という青年と出会います。
柚月はどこか謎めいた雰囲気を持ち、年齢も透真より少し上くらいに見えるのですが、その言動や仕草には大人びた色気があり、どこか危うい雰囲気を漂わせています。
最初は偶然の出会いだったはずなのに、透真はなぜか柚月のことが気になってしまい、何度も屋敷に足を運ぶようになります。
柚月もまた透真に興味を持ち、少しずつ二人の距離は縮まっていくのですが…。
柚月の正体や、彼が抱える秘密が明らかになっていくにつれ、透真は 抗えない恋と、決して許されない関係 の狭間で苦悩することに。
果たしてこの恋の行方は…?そして、柚月の真実とは…?
『蜜果』感想
とにかくエモい!心を揺さぶる美しいBL
『蜜果』を読み終えたとき、私の心は完全に持っていかれました…。
最初は「ちょっと大人びた雰囲気のBLかな?」と思っていたのですが、物語が進むにつれて 禁断の恋 の切なさや、 どうしようもない運命に翻弄される二人の姿 に胸が締め付けられる展開に…。
1. キャラが魅力的すぎる!
透真は一見、冷静で優等生っぽいけど、内心ではどうしようもない感情を持て余しているのが伝わってきて、その 葛藤 にすごく共感できました。
「好きになってはいけない」「でも、もう戻れない…」という揺れる気持ちがすごくリアルで、読んでいて何度も胸が苦しくなりました。
一方の柚月は 妖艶でどこかミステリアス。
でもただの色気担当じゃなくて、彼自身も何かに縛られていて、透真に対する気持ちが「遊び」なのか「本気」なのか分からないような微妙な描写があって、それがまたドキドキするんです!
2. 絵が美しすぎる…!
この作品、絵がとにかく 繊細で美しい!
特に、柚月の表情が本当にすごいんです…。
笑っているのにどこか哀しそう だったり、ふとした瞬間に見せる 優しさと残酷さが混ざったような目 とか、そういう表現が絶妙すぎて、何度もページを戻って見返しました。
そして、二人が近づくシーンの 緊張感と官能的な雰囲気 の描写がすごく上手い…!
ドキドキしすぎて息をするのを忘れそうになるくらい。ページをめくる手が止まらないとはこのこと!
3. ストーリーの深さに圧倒される
最初は 甘くてちょっと危険な恋 という雰囲気なのに、物語が進むにつれて 予想を超える衝撃的な展開 が待っています。
「ただの恋愛もの」じゃなくて、登場人物それぞれに 過去や秘密があり、その伏線がすべて繋がったときの衝撃がヤバい!
しかも、最後の数ページで一気に感情を持っていかれる展開になるので、気をつけてください(笑)。
私は思わず 「うそでしょ…?」 って声に出してしまいました。
おすすめポイントまとめ!
●とにかく絵が美しい!キャラの表情の描写が神レベル!
●甘くて切ない…でもどこか背徳的なBLストーリー
●ストーリーが深く、読み終えた後の余韻がすごい
●心が締め付けられるような心理描写が魅力
BLが好きな人はもちろん、 切ない恋愛ストーリー が好きな人にもぜひ読んでほしい作品です。
私はすでに 2回目を読もうか悩んでいる くらいハマりました…!
「禁断の恋」「ミステリアスな関係」「美しい絵」に惹かれる人は、ぜひ一度読んでみてください! 読んだ後、しばらく心が離れなくなること間違いなしです…!